MDMのアプリケーション管理機能

MDMのアプリケーション管理機能

MDMにはどのような機能が重要なのか、どのような資産や機密情報を守るべきなのかに依存します。
MDMに必要な機能は5つあります。
まず、利用者を管理します。
どの社員がどの端末を利用しているのかを把握する必要があります。
これにより端末の資産管理と利用実績の把握が可能になります。
次に、紛失したときにリモート操作で端末操作を停止して情報漏えいを防止する仕組みも必須です。
万が一事故が発生しても被害を最小限に抑えることができます。
そしてウイルスや漏洩を防止するための対策ソフトの導入によるセキュリティ対策も欠かせません。
メールやサイトアクセスによるウイルス混入を防止します。
また、業務専用端末に利用者が業務以外のアプリケーションをインストールしないような対策ソフトも必要です。
これによって危険なサイトへのアクセスを未然に防止できます。
最後に、企業内での情報展開を容易にするために、一斉配信できるシステムがあると便利です。
業務効率を高めることができます。
できる限り対策を実施して安全な運用を推進する必要があります。

MDMのオプション機能を指定して拡張しよう

MDMには多くの機能がありますが、それらがすべて標準で備わっているわけではありません。
たいていの場合は基本機能が5つぐらい設定されており、それ以外はオプション扱いになっています。
そのため、MDMを十分に使いこなしたいなら、追加するオプションの指定が必要です。
たとえば、WEBに関するフィルタリングは使用できても、結果の分析までは実施できないケースも珍しくありません。
こちらのセキュリティを強化するには、このオプションを導入することが必須となってきます。
長期的に改善していきたいならログの管理も必須です。
一般的に日数が限定されているため、それ以上の管理を求める場合も拡張しなければなりません。
このように自社のニーズに応じて指定することがセオリーです。
言い換えると、自社が何を求めているのか明確にすることが不可欠となっています。
ただし、オプションを増やすほどランニングコストは高くなりやすいです。
したがって、厳選する意識を持つこともポイントになります。

MDMに関する情報サイト
MDMの基本

業務専用の端末を従業員に支給する場合には、盗難や紛失、私的な利用を防ぐための対策をしなくてはいけません。離れた場所から遠隔でロックやデータの消去ができるリモート操作が搭載されていれば外部へのデータ流出を防げます。デバイスの一括管理は任意で利用制限ができるので、業務目的以外での使用が不可となるので安心です。MDMは機能の充実に比例する形で月額料金が高くなる仕組みになっているので、費用対効果を考慮して決める必要があります。

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